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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2016.06.14
ダイハツ、新ジャンルの軽商用車「ハイゼット キャディー」を発売
新発売された軽商用車「ハイゼット キャディー」
ダイハツは6月13日、FFレイアウトをベースにした新ジャンルの軽商用車「ハイゼット キャディー」を発売した。全モデル2人乗りとなる。ハイゼット キャディーは、軽ハイトワゴン「ウェイク」をベースに、「人の働きやすさ」をテーマとして開発された軽商用車。さまざまな業種のユーザーに対するヒアリング調査から、商用と乗用のニーズをクロスオーバーさせる新ジャンルの軽商用車というコンセプトが生まれた。
インパネセンターシフトタイプのCVTを採用
運転席と助手席のみを設置し、後席スペースはすべて荷室となる
ボディサイズは、全長3395mm、全幅1475mm、全高1850mm。ウェイクより全高が15mmアップしている。ホイールベースは、ウエイクと同じで2455mm。車内には運転席と助手席のみを設置し、後席スペースはすべて荷室となる。
パワートレーンは、ウェイクと同じものを採用。0.66リッター直列3気筒DOHCのKF型のエンジンを搭載し、最高出力38kW(52PS)、最大トルク60Nmを発生する自然吸気エンジンと、最高出力47kW(64PS)、最大トルク92Nmを発生するターボエンジンの2種類をラインナップする。トランスミッションは、全車インパネセンターシフトタイプのCVTを採用。駆動方式は、2WDと4WDを用意する。車両重量は、2WDの自然吸気モデルが970kg、2WDのターボモデルが980kgとなる。4WDでは、自然吸気モデルが1010kg、ターボモデルが1020kg。
乗員の乗り降りや荷物の積み降ろしなどの使い勝手のよさを優先させた
同じダイハツの商用車で、エンジンをフロア下にレイアウトする「ハイゼット カーゴ」と比較するとフロントシートが後方に位置しており、荷室長が445mm~550mm短くなる。これは、乗員の乗り降りや荷物の積み降ろしなどの使い勝手のよさを優先させている。また、フラットな荷室フロアは軽商用車としては初の樹脂製を採用する。濡れた荷物でも気兼ねなく載せることができ、汚れたときも水拭きなどで掃除をしやすくしている。シート後方とリアハッチ側の2カ所にサブトランクを採用。デッキボードを外せば最大1485mmの荷室高で高さのある荷物を積み込むことができる。
メーカー希望小売価格は、118万8000円(税込)~154万4400円(税込)